学校行事やイベント、誕生日パーティーなどで活躍する「たすき」。
買うよりも、百均の素材を使って自分で作る方が安くて楽しいと人気です。
この記事では、ダイソーやセリアなどで手に入る布・フェルト・リボンなどを使って、初心者でも簡単に作れるたすきの作り方を紹介します。
材料費を抑えながらも見た目は本格的で、色やデザインを自由にカスタマイズ可能。
オリジナルのメッセージや飾りを加えれば、世界に一つだけのたすきが完成します。
工作好きな方はもちろん、親子での製作にもおすすめです。
はじめに

イベントや学校行事、誕生日会などで活躍する「たすき」。
実は、百均素材を使えば誰でも簡単に手作りできるんです。
この記事では、ダイソーやセリアなどで手に入るアイテムを使って、低コストで可愛く仕上げる方法をご紹介します。
デザイン次第でオリジナル感も自由自在。
お子さんと一緒に作っても楽しめる工作です。
百均素材でたすきを作る理由
100円ショップでは、布・フェルト・両面テープ・デコレーション素材が豊富に揃っています。
さらに最近では、布用ボンドや布プリントシール、カッティング用のはさみなど、手芸店に負けないほど充実したラインナップが揃っています。
わざわざ専門店に行かなくても、必要なものがすべて手に入るのが魅力で、アイデア次第でプロ顔負けの仕上がりにすることも可能です。
コストを抑えられるのはもちろん、素材を複数試して最適なデザインを見つける楽しみもあります。
失敗してもやり直しがきくため、初めて工作に挑戦する人や子どもと一緒に作る人にも安心。
気軽にチャレンジできるのが100均素材の最大のメリットです。
たすきの必要性と活用シーン
体育祭・文化祭・誕生日・イベント撮影など、たすきは「主役」を引き立てるアイテムとして欠かせません。
特にチームカラーやテーマに合わせて作る手作りのたすきは、統一感を演出し、グループの結束力を高めてくれます。
また、チーム名やメッセージを自由に書き込めるため、世界に一つだけのオリジナル作品として思い出に残ります。
近年ではSNSや写真撮影の小道具としても人気で、フォトジェニックなアイテムとして重宝されています。
イベント以外にも、マラソン大会やお店のキャンペーンなど、幅広いシーンで活用可能です。
簡単にできる手作りの魅力
自分で作ることで、サイズや色、デザインを自由にカスタマイズできるのが大きな魅力です。
自分のイメージを形にできるため、完成した瞬間の達成感や満足感も格別です。
たとえば、名前やスローガンを入れたり、リボンを重ねて豪華にしたりと、個性を表現することができます。
手作りならではの温かみがあり、贈り物としても喜ばれます。
また、家にある端材や余った布を再利用することで、エコでサステナブルなものづくりにもつながります。
準備する材料
100均で揃うおすすめアイテム
・フェルト布(好きな色)
・リボンやサテンテープ
・両面テープ/布用ボンド
・ハサミ、定規、アイロン
・デコレーション素材(モール、スパンコール、ラメシール)
セリアやダイソーの利用方法
セリアは可愛い色味のフェルトや装飾パーツが豊富で、クラフト初心者でも扱いやすい小物が多いのが特徴です。
リボンや布用ボンドの種類も多く、手作りの幅が広がります。
一方ダイソーは大きめの布や幅広リボン、接着力の高い両面テープなど、実用的で加工しやすい素材が揃っており、大型作品や複数人で作業する場合にも向いています。
店舗によって品揃えに違いがあるため、両方の100均を回って比較しながら探すと理想の素材を見つけやすいでしょう。
また、キャンドゥやワッツなど他の100均チェーンでも、デザイン性の高い素材が見つかることがあります。
自分のテーマカラーや用途に合った素材を集めることで、より完成度の高いたすき作りが可能です。
選ぶ材料のポイント
耐久性を重視するなら布素材、短時間イベントなら紙素材でもOKです。
さらに、布素材の中でもポリエステルやサテンなど光沢のある生地は高級感が出やすく、写真映えにも優れています。
明るい色を選ぶとカメラ写りが良く、暗めの背景でもしっかりと映えるため、イベント撮影にも最適です。
厚手のフェルトは文字が目立ちやすく、形崩れしにくいだけでなく、装飾パーツを貼り付けてもへたりにくい点が魅力です。
また、布用ボンドの強度や乾燥時間を確認しておくことで、仕上がりの耐久性を高められます。
安全メモ:はさみやカッターは十分に注意して使用し、未就学児が作業する場合は必ず大人が同伴してください。
たすきの作り方
基本のたすき作り(布・紙)
- 布を約10cm幅×120cm長にカットします(体格に合わせて調整)。好みで少し幅を広げれば存在感が増し、細めにすればスリムでスタイリッシュな印象になります。
- 両端を三角に折り、肩から斜めにかけて長さを確認します。試着しながら微調整を行うと、着用時にずれにくくなります。
- 両端を縫うか、布用ボンドでしっかり接着します。縫う場合はジグザグ縫いにするとほつれにくく、長持ちします。紙の場合はホチキスでも代用可能ですが、補強テープを重ねると丈夫になります。
- 名前や文字を貼り付けて完成!シール文字を使うと簡単に仕上げられ、手書きマーカーで装飾を加えると個性が光ります。仕上げに軽くアイロンをかけるとシワが取れ、完成度が高まります。
安全メモ:アイロン使用時は耐熱の作業台を用い、中温で短時間ずつあて布をして圧着してください。やけど防止のため、お子さまの手が触れないようご注意を。
無地のたすきのデザイン方法
白・黒・ピンクなど、無地のフェルトを使うとデザインが映えます。
シール文字やアイロンプリントを活用してメッセージを入れるのがおすすめです。
さらに、ゴールドやシルバーの文字を組み合わせると高級感が出て、特別なイベントにもぴったり。
フェルト生地の色を変えるだけでも印象がガラリと変わるため、用途に合わせてカラーバリエーションを楽しみましょう。
イベント名・チーム名・お祝いメッセージを自由に書くほか、マスキングテープやラインストーンを追加して華やかさをアップさせるのもおすすめです。
オリジナルデザインの作り方
個性を出すなら、モールやフェルトをカットして立体的に飾り付けましょう。
フェルト文字を貼るとかわいらしさがアップし、作品全体に動きと表情が生まれます。
布用マーカーで手書き文字を入れると、温かみのある印象になり、子どもや友人との共同制作にもぴったりです。
さらに、リボンやボタンをアクセントとして使うと、よりオリジナリティあふれるデザインになります。
たとえば、イベントのテーマカラーに合わせてフェルトの色を変えたり、立体的なフラワーモチーフを加えることで、特別感を演出できます。
手書き部分にラメペンを使うと光の加減で輝きが出て、見た目も華やかです。
デコレーションのアイデア(モール・フェルト)
モールで縁取りをしたり、フェルトで星やハートを切って貼るだけで、華やかで目を引くデザインに仕上がります。
ビーズやラメシールを加えると写真映えも抜群で、屋外イベントや撮影小道具としても大活躍。
さらに、リボンの端に小さなタッセルをつけたり、布の縁をグルーガンでデコパーツを固定することで耐久性もアップします。
特に子ども向けのたすきには、カラフルなポンポンやスパンコールを使うとより楽しい印象になります。
全体のバランスを見ながら色味や質感を調整すると、プロのような仕上がりが目指せます。
安全メモ:グルーガンは先端と吐出樹脂が高温になります。耐熱マット上で作業し、冷えるまで触れないでください。ビーズやスパンコール等の小さな装飾は誤飲の危険があるため、幼児の手の届かない場所で保管・使用しましょう。
たすきをデコレーションする方法
ラミネートシールを使った仕上げ
ラミネートフィルムを使えば、耐久性とツヤ感がアップします。
さらに、防水性が高まるため屋外イベントでも型崩れを防げるほか、雨天時の使用にも安心です。
ツヤが出ることでデザインの色味が鮮やかに見え、高級感を演出できます。
手貼りタイプのラミネートシールを使用する場合は、空気が入らないように中心から外側へ押さえながら貼るのがコツです。
また、角を丸くカットすると剥がれにくく、見た目も美しく仕上がります。
ラミネート加工後にリボンやステッカーで縁取りを加えると、よりプロ仕様の印象になります。
安全メモ:ラミネート貼付時は換気のよい場所で行い、剥離紙や端材はすぐに回収してください。角丸処理の際は指先を切らないよう注意。
文字やデザインのプリント方法
パソコンで作ったデザインを印刷して貼る方法もおすすめです。
文字のフォントを工夫すると雰囲気が大きく変わり、ゴシック体で力強く、手書き風フォントで優しい印象に仕上げられます。
転写シートを使えば、布素材にもきれいにプリントできるため、特別感のある仕上がりになります。
印刷時はインクの濃度を調整し、発色が鮮やかになるよう設定しておくと良いでしょう。
印刷後にアイロンで定着させる際は、温度を中温に保ち、焦がさないように注意してください。
安全メモ:転写時は取り扱い説明に従い、温度と加圧時間を守りましょう。焦げや布地の変色を避けるため、試し布で事前テストをおすすめします。
カラーコーディネートのコツ
リボンや布の色を統一することで全体にまとまりが出ます。
さらに、色同士のバランスを考えて配色を決めると、より完成度が高くなります。
明るい色×白文字、濃い色×金文字など、コントラストを意識するとよりおしゃれです。
補色(赤と緑、青とオレンジなど)を使うとインパクトが強まり、舞台やイベントでも映えます。
逆に淡いトーンでまとめると柔らかく優しい印象になり、誕生日や卒業式など温かみのあるシーンにぴったりです。
イベント別のたすきアイデア
体育祭タスキの作り方
チームカラーを基調に、番号や応援メッセージを入れると団結感がアップします。
たとえば、チーム名やスローガンを大きく入れたり、メンバー全員の名前を並べることで一体感を演出できます。
汗をかいても型崩れしにくい布素材を選ぶと安心で、ポリエステルやナイロン製のサテン布なら軽くて通気性もよく、長時間の使用にも耐えます。
さらに、アイロンプリントで番号を入れたり、反射テープを縁に貼ることで安全性とデザイン性を両立できます。
イベント後に記念として飾っておけるよう、布用スプレーで防水加工を施すのもおすすめです。
安全メモ:屋外で使用する場合は反射材の追加や視認性の高い配色を選ぶと安全性が高まります。夜間イベントではLED装飾の発熱と電池の誤飲にご注意ください。
文化祭での活用法
文化祭では、スタッフ用や宣伝用としてもたすきは大活躍します。
店名や役割を入れることで来場者にもわかりやすく、衣装の一部として統一感を出せます。
色違いのたすきを役割ごとに分けると、チームワークが視覚的にも伝わります。
さらに、イベントのテーマカラーを取り入れると、写真や動画での印象も格段にアップ。
装飾にラメシールや光沢リボンを追加して華やかにすれば、舞台発表や模擬店の宣伝効果も高まります。
短時間で多くの人の目を引くために、太めの文字フォントを使用するのもポイントです。
誕生日祝いのオリジナルたすき
「本日の主役」や「Happy Birthday」などの文字を入れて、華やかな雰囲気を演出しましょう。
ゴールドやピンクのリボンを使うとより特別感が出て、パーティーや写真撮影にもぴったりです。
フェルトで星型やハート型の装飾を加えると、可愛らしさがアップします。
さらに、LEDライト付きのデコレーションを取り入れれば夜のパーティーでも映え、SNS映えも抜群です。
裏面にメッセージを書き込んでサプライズプレゼントにするのもおすすめで、記念日や送別会などにも応用できます。
まとめ
手作りたすきの楽しさ
100均素材でも工夫次第で本格的なたすきが作れます。
自分の手で仕上げることで、世界に一つだけのオリジナルアイテムを作る喜びを味わえるでしょう。
たすき作りは難しそうに見えて、実は少しの工夫と時間で完成します。
デザインを考える時間も楽しく、完成後はイベントや記念撮影で大活躍。
特に家族や友人と一緒に作れば、思い出作りにもなります。
手作りの温かみと達成感が得られ、作る過程そのものが素敵な体験になるはずです。
次回作るときのポイント
使用シーンに合わせて色・素材・文字を変えると、より完成度の高いたすきに仕上がります。
例えば、フォーマルな式典では光沢感のある布や落ち着いた色を選ぶと上品に仕上がり、カジュアルなイベントでは明るい色やポップなフォントで個性を演出できます。
飾りにレースやリボンを追加すれば華やかさが増し、写真映えも抜群です。
また、作成後に保管して再利用できるよう、丁寧に仕上げると次のイベントにも使いやすくなります。
ぜひ季節のイベントやお祝いごとに挑戦し、自分らしいたすき作りを楽しんでください。
免責メモ:本記事は一般的なクラフト情報です。道具や材料の使用は各製品の説明書に従い、十分な安全対策の上で行ってください。

