スマートフォンに見知らぬ番号からの着信が増えています。
プラス記号から始まるこれらの番号を見ると、ブロックするべきか迷いますね。
特に家族に海外に住んでいる人がいない場合、これらは大抵、海外の詐欺の可能性が高いです。
今回は、このようなプラス記号から始まる番号を着信拒否する方法に焦点を当てて説明します。
着信履歴に珍しいプラス記号から始まる番号が表示されたことはありませんか?
この種の海外からの怪しい着信が最近になって増加しています。
不審な「+」付きの着信について
最近、私も海外の番号からの着信を初めて受け、どう対処すればよいか迷いました。
この記事では、そうした海外からの不審な電話への効果的な対応方法を実際の体験を基に紹介します。
重要なポイントをまとめてみましょう。
海外からの「+」付き番号の識別
海外からの電話番号は「+」を先頭にして表示されるため、容易に識別できます。
普段、スマートフォンに表示される番号が「+」で始まっていれば、それは海外からの電話の可能性が高いです。
「+」はその国の国番号を示しており、例えば日本では「+81」、アメリカでは「+1」、中国では「+86」となります。
国番号には地域ごとの特徴もあり、例えばアジア国は「8」で始まることが多いですが、北米は「1」、ヨーロッパは「3」または「4」で始まる傾向にあります。
折り返し電話による高額請求のリスク
しかし、この種の電話は非常に注意が必要です。
友人の体験談として、海外からの「ワン切り」に折り返しをしてしまい、高額な通話料を請求された例があります。
知らない番号からの着信に対しては、すぐに折り返すのではなく、まずはその番号を調べることが推奨されます。
近年、国際電話詐欺が技術的に進化し、詐欺師がランダムまたは自動生成された国際番号を使用して着信を行うケースが増加しています。
これらの詐欺師は、被害者が電話に出る確率を上げるために、地元の電話番号と似た番号を使用することがあります。
また、通話料を課金するためにわざと長時間話を引き延ばす戦略を取ることもあります。
このような手法により、無防備な利用者が高額な通話料を支払う事態に陥ることがあります。
「+」で始まる着信の対処法
今回は、海外からの着信に対する具体的な対策についてご紹介します。
スマートフォンの場合
スマートフォンユーザーの方は、特にAndroidを利用している方々には、専用のアプリを活用して自動的にこれらの着信を拒否する方法が便利です。
iPhoneユーザーや固定電話の場合は、異なるアプローチが必要です。
iPhoneでは設定メニューから知らない番号の着信を一律に拒否する設定が可能ですが、この方法は重要な未登録の着信を拒否するリスクも伴います。
固定電話の場合
固定電話を使用している方々には、NTT東西の「迷惑電話おことわりサービス」が役立ちます。
月額220円で最大30個の電話番号を登録し、自動的に着信を拒否できます。
特に高齢者を狙った詐欺が増えている今、このサービスは家族の安全確保にも寄与します。
無料アプリの活用
さらに、無料で利用できる迷惑電話対策アプリも存在します。
例えば、「IVRy」(アイブリー)は登録されていない番号でもアプリ内のデータベースを通じて識別することができ、広告もなく使用感が良いです。
これにより、業務中の迷惑電話による中断を避けることができます。
電話番号の変更も検討
日常的に不審な海外からの着信に悩まされている場合は、電話番号を変更するのも一つの解決策です。
しかし、その前に上述したような対策を試すことをお勧めします。
これらの対策を通じて、安全に電話を利用する方法を皆さんも実践しましょう。
また、同じような問題に直面したことがある方は、どのような対策を取っているか共有していただけると幸いです。
注意!「+」から始まる電話番号
誰もが突然の電話で戸惑うことがありますが、適切な対策を講じておけば、電話を安心して利用できます。
「+」で始まる電話番号には特に注意が必要です。
これらは通常、国際電話を示しており、不審な着信の可能性が高いです。
このような番号からの着信を見たときは、慌てず、先にご紹介した対策方法を思い出してください。
それにより、トラブルを未然に防ぐことができます。